診療案内

“小児科専門医によるこどもの総合診療”
風邪などの急性疾患から、ぜんそく・アトピー性皮膚炎・花粉症などの慢性疾患まで、こどものことなら気軽にご相談下さい。乳幼児検診・育児相談も受け付けています。また、成人と異なる、こども特有の便秘や繰り返す腹痛などの診療は、小児消化器肝臓病をサブスペシャリティーとしてきた経験を活かして対応させていただきます。

診療時間

診療科目

小児科(日本小児科学会認定 小児科専門医

「小児科医」ってどんな医者?
ー“先生んちでは、おとなも診てくれるんかい?(上州弁で)”への逆説的な回答ー

現在行われている新研修医制度とは異なる、1990年ころの私自身の研修制度では、医学部を卒業してすぐに小児科医局(現在は“医会”と表現)に入局しました。その後、いくつかの関連病院の小児科勤務を経て、大学病院小児科に戻ってきました。たとえるなら、「“群馬大学”株式会社に入社し、“小児科”営業部に配属され、あちこちの営業所や支社を転勤して回り、本社勤務になった。“小児科”営業畑で一貫して勤め上げてきたので、“小児科”営業に関してが専門。」ということになります。内科(成人科)の先生方が「おとなの診療」をすることに自信をお持ちなのと同様に、わたしは自信と自負をもって「こどもの診療」に当たっています。
ですから、当院を受診していただいたこどもと家族の方には、私が“こどもを診るプロ”であることを感じていただける診療をしたいと思っています。医師免許を持っていれば、どのような診療科名を掲げることもできることになっています。上に書いたような経歴の私が、眼科や耳鼻科を標榜することも違法ではありません。ですから、看板に“小児科”と掲げることと、“小児科医”は同じ意味ではないと思っています。

毎年、稲作をしていたお百姓さんが転作して、ハウスでトマトを作り始めたらどうでしょう。まったく作れないわけではありませんが、トマトのお味はいかがなものでしょうか。

アレルギー科
病気と上手く付き合っていくことが目標

アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、蕁麻疹といったアレルギーの病気は、生まれつきの病気のなりやすさ、いわゆる“体質”と深く関係があります。生まれもった体の質を急に変えることはできません。つまり、短期間にすっかり治して、くすりを使わなくてよい状態になることはむずかしいので、“治療しながら症状を抑えて、病気と上手く付き合っていくこと”がポイントです。

アトピー性皮膚炎

「ウチの子はアトピーではないかしら?(アトピーだったらどうしよう…?j」という不安や疑問に悩むお母さんは少なくありません。そもそも“アトピー性皮膚炎”とは、「良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある肌の病気で、本人・家族の中にほかのアレルギーの病気のひとがいることが多い」という病気です。1歳以下の乳児の10-20%ほどがかかるありふれた病気であり、多くの子どもは年齢が上がるにつれて症状が和らぎます。大切なことは、肌の状態を良くして「かゆみのない生活」ができるように保ってあげることです。適切なスキンケアとくすりを組み合わせることで、多くの場合は「かゆみのない生活」を達成することはそれほど難しくありません。当院では、家族の方の不安を解消することと、「かゆみのない生活」を手に入れることをお手伝いしたいと考えています。

気管支ぜんそく

咳が長引く/布団に入ってから夜に咳が出る/梅雨や台風シーズンに悪いなどの咳の症状は、気管支ぜんそくが疑われます。“急におきてきて、息をはくときにゼイゼイやヒュウヒュウという音がして息苦しくなることを繰り返す病気”が気管支ぜんそくで、空気を肺に運ぶ管(気管支)が細くなることでおきます。ただ咳が出るだけでなく、ひどく重たい場合は窒息の危険もある病気なので注意が必要です。咳や息が苦しくなる発作を治療するのはもちろん、発作を出さないようにあらかじめ防ぐ治療がとても大切です。なぜなら、発作を繰り返すとますます気管支が傷んで発作を起こしやすくなるからです。予防のくすりを長く使うことに不安もあるかと思いますが、「発作を繰り返すことで気管支が傷む」リスクと、「くすりの長い使用による副作用」のリスクとを比べたとき、予防の治療することの方が得と考えられています。子どものぜんそくでは6−7割が、思春期になるまでに症状が楽になるといわれているので、症状が落ち着くまで予防の治療を続けます。予防の治療を続けて、運動・睡眠など日常の生活が、制限や障害がないことを目標にします。

標準的な治療の実践 −それは効果的で安全であるということ―

当院では、特殊な治療法(あるいは民間療法)はお勧めしていません。お勧めする標準的治療とは、効果性や安全性が医学的に正しく確かめられているものです。副腎皮質ステロイドなどのくすりを長い間つかうことでの副作用への不安をお感じになることは当然で、副作用が全くないくすりは残念ながらありません。だからといって、くすりの副作用が心配だから今ある不都合な症状は治療せずに放っておくわけにも行きません。一般的には、くすりによって「症状が治まる」という得と、「まれに副作用が起きる」という損を比べてみれば、治療することの得のほうがずっと大きなものです。ですから、できるだけ安全に配慮した、効果的な治療を行うことを心がけています。治療内容に疑問や不安があるときはお申し出いただければ、セカンドオピニオンを目的とした紹介も対応いたします。

安心な院内環境

医院の建設にあったっては、アレルギー疾患の発生や誘引として疑われる、ハウスダストや化学物質の影響をできるかぎり減らすことを考えて、建物の設計・素材・建築方法・空調方法を選んでいます。また、職員のドレスコードの中で香水や強い香料を含む化粧品の使用を禁じています。

診療予約

当日順番予約制
携帯電話・パソコンから、インターネットでも予約受付できます。

  
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みらいこどもクリニック
小児科/アレルギー科

みどり市笠懸町阿左美658-2
TEL:0277-47-8200

“小児科専門医によるこどもの総合診療”
風邪などの急性疾患から、ぜんそく・アトピー性皮膚炎・花粉症などの慢性疾患まで、こどものことなら気軽にご相談下さい。
乳幼児検診・育児相談も受け付けています。