こどもの便秘

 ウンチをするときに、「柱や机につかまって力んでいる」、「両足を交差させて立つ」、「つま先立ちする」などのチョッと変わった姿勢をとっていませんか。これは、ウンチのために力んでいるのではなくて、お尻の穴を閉めてウンチを出さないようにしている姿勢です。硬いウンチでお尻が痛かったことを繰り返す内に、お尻の穴が痛くならないようにウンチをガマンする習慣が身についてしまったのです。ウンチすることは、サッパリして気持ちいいはずが痛くて怖いことになり、いやなこと/遠ざけたいことになってしまい、ウンチを出すことをガマンするようになってしまうのです。こうして“出来上がってしまった便秘”ちゃんに浣腸することになると、お腹がグルグル痛くなって、さらに、お尻も痛い大きな硬いウンチが出ます。「あーやっぱり、ウンチは痛くて怖いもの、ガマンして出さないようにしよう」と悪循環になってしまいます。こどもの便秘の原因のほとんどは、習慣性便秘と呼ばれるもので、正しく治療すればコントロールできることがほとんどです。隠れた病気がないかに配慮しながら、気長な薬物療法でウンチを十分にやわらかくしながら、トイレトレーニングをしていくことになります。
 生後半年ころまでの赤ちゃんに、ウンチが硬くないのに何日も出ないことで相談を受けることもあります。ウンチが硬い、いわゆる便秘とは違って、専門的には「ディスケジア(dyschesia)」と呼ぶ状態です。ウンチを出すためにふんばることと、お尻の穴をゆるめることがタイミングを合わせて出来ないことで起きています。
治療は硬いウンチの便秘とは違って、綿棒などで肛門の刺激することで、排便のきっかけを作ってあげます。

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みらいこどもクリニック
小児科/アレルギー科

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