予防接種

インフルエンザ予防接種(保護者説明文)

3種類のインフルエンザウィルスに対応

 インフルエンザワクチンは、従来からの「季節性」A型/B型と、ブタ由来A型(いわゆる新型)の3つに有効なワクチンです。


接種対象(希望すればワクチンができる:任意接種/自費扱い)

生後6ヶ月以上の小児
成人:妊娠(12~)15週以降の妊婦/授乳婦を含む


予防接種のスケジュール

・生後6ヶ月から13歳未満:2 回接種 
・13歳以上(成人を含む) :1 回接種
*効果出てくるまで1ヶ月ほどかかるので、インフルエンザの流行時期を考えると、12月初めまでに接種を終了することがお勧めです。


予防接種の効果

 ワクチン株と流行したウィルスが一致した場合の、成人での発病防止効果は70-80%といわれています。小学生以上での効果はそれとほぼ同じで、年齢が小さくなるほど効果は低くなると考えられます。ただ、効果の判定方法の違いによって報告ごとに有効率に大きなばらつきがあり、特に6ヶ月から2歳までの乳幼児では、無効とする報告から50-60%ほどとする報告まであります。
 インフルエンザ脳炎/脳症が、ワクチンで予防あるいは軽症化できるかどうかはわかっていませんが、インフルエンザの発病を防ぐことで間接的な効果が期待できると考えられます。
 接種後1ヵ月ほどしてから十分な効果があらわれ、約5ヶ月持続します。


ワクチンの副反応

 接種局所の腫れや発赤は10-20%前後、発熱や倦怠感などの全身症状は5-10%前後の方にみられ、通常は2-3日で改善します。因果関係は明らかではないですが、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)やギラン・バレー症候群などの重篤な合併症が報告されています。


予防接種健康被害救済制度

 このインフルエンザワクチンを受けて健康被害が生じたと認定された場合は、定期接種に準じて、予防接種法に基づく健康被害救済の給付の対象となります。


インフルエンザワクチンは打つべきか? ― 判断のポイント ―

ワクチンの効き目を「インフルエンザにかからないで、全く症状が出ない(発症阻止)」と考えると、その有効率は5歳以下のこどもでは、およそ2-3割と限られたものになります。ですから、「打っていたのにかかってしまった」という話が少なからず出てきます。「かかってしまったけれど、インフルエンザに引き続く中耳炎や、肺炎などの入院を必要とする合併症を避けられること(重症化阻止)」を効き目ととらえれば、もう少しワクチンの効果に期待を寄せることができます。しかし、麻しんワクチンなどのような9割を超える高い効き目には残念ながら及びません。「小さなこどもでは、効き目はそれほど良くない」ことを知った上で、ワクチンを打つか打たないかを選ぶことが必要です。
また、ぜんそくや妊娠など基礎疾患があると重症化するリスクが高いと考えられています。罹ると重たくなる(重症化)可能性が高い場合は、ワクチンの効き目がそれほど良くなくても効果を期待して接種しておくと安心といえます。高い効き目ではないので「おまもり」のようなものとも言えます。

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